伝わる技術文書の書き方

2020-12-01 文書 ブログ

はじめに

merpay Tech Talkの「伝わる技術文書の書き方」をオンラインで視聴した際のメモです。
自分で見直す用です。

メモ

注意点

  • 言葉の揺れ

    • 「あらたに」と「新たに」が混在

  • 用語辞典で「新たに」なので「新たに」に統一する

    • 「サーバー」と「サーバ」が混在

  • 漢字とひらがなの混在

  • 簡潔な表現

    • 「できるのであれば」vs「できれば」、「することなく」vs「せずに」

  • その他

    • 半角の丸括弧()ではなく全角の丸括弧()の方がベースラインが揃う

「はじめに」の重要性

  • 記事を読んで何がわかるのか

  • これから書くことを整理する意味でも大事

文章のフレームワーク

  • フレームワークを導入する

    • このブログもテンプレートがあるけど、人のフレームワークを参考にするのもいい

対象読者と期待値のコントロール

  • 読者は筆者が思った通りには行動しない

    • (例)社内報をもらっても読み飛ばしてしまう

      • 文章を読むのは集中した後の行動なので、テーマを面白いとおもってもらえるか

      • 対象読者を指定することで関心を引く

正確性とわかりやすさの関係

  • 必要なタイミングで必要な情報を渡す

    • 最初に全てをだすのはわかりにくい

結論から述べる簡潔な文章構造

  • 主語を省かない

    • 読者は読みやすいところから読み始めるので主語を省かない

  • 受動態を避ける

    • 受け身は主体を捉えにくいため、曖昧になることが多い

      • 「される」が出てきたら注意

事実と意見

  • 「便利」「簡単」などは事実ではなく意見なので「筆者は便利だと考える」と書く

トレーニングできること

  • 主語と述語が対応しているか

    • 主語と述語だけで文章が成り立つか

  • 参考文献はアクセス日も合わせて記述する

  • 固有名詞は正式名称を用いる、サービス名とか

セルフレビューのテクニック

  • 自動化ツールを使う

    • textlint, RedPen, prhなどを使う

  • 耳で聞く

    • OSの読み上げ機能など、耳で聞いて入ってこない文章は修正の余地あり

    • 話しにくい文章もしかり